歯のはなし 2009月9月号
<ボーーーン!!>


 人の骨にも個人差がありますが、だいたい1人あたり200個ほどの骨があるとされています。その骨の上に筋肉がくっついて、その中に内臓などの臓器がおさまっています。更に血管や神経など様々なものが集まって、人体が形成されています。

頭蓋骨の中には人間の中心ともいえる脳を初め、歯科と大いに関係のある上顎骨や下顎骨。その他にも、眼,耳,鼻の一部分を硬い骨で守っています。

また、胸部にある肺や心臓はあばら骨によってガードされていますが、腹部にあるとされる胃,肝臓,腸などの臓器は一切ガードされていません。もし、腹部すべてが骨でガードされているとしたら、ロボットのようにぎこちない動きしか出来ないと思います。そうすると、この人間の体というのは実に合理的なつくりであって、創世してくれた神様にはお見事と感謝したいものですね!

 私たちは、成人すると手足や上肢,下肢に筋肉がついて、男女相応の体つきになっていきます。自発的に鍛えない限りは特別大きくなるということはないでしょうが、人間の体の中でちょっと気を抜くと後悔するところがあります。それがお腹周りです!大きくなるのはすぐなのに、小さくさせようと思ってもなかなか難しいのが現実ですよね。もしお腹回りを骨が覆っていたらどうでしょうか?もしかしたら、大きくなるのを防げるかもしれませんし、最近注目の『メタボリック』などの言葉も生まれなかったかもしれないと思うと面白いですね。

 昔から食生活は朝・昼・晩の3食、もしくは2食だった時代もあったそうです。でも、生活習慣病のことを考えますと、間食をせずに出来るだけ正しい食生活を心がけることが大切とされています。歯科の視点ではよく咀嚼し、嚥下をして欲しいものです。よく咀嚼すれば、満腹中枢が刺激されて間食が減りますし、脳も活性化されます。他にもよく咀嚼することで唾液の分泌量が増えて、口腔内が衛生的に保たれる上に消化吸収を助けてくれます。歯を大切にするということはイイことだらけです!!健康を目指す上で、“快食・快便・快眠”に心がけて規則正しい生活を継続したいですね。