歯のはなし 2009月1月号
<我が家の犬を紹介します>

家の中でハスキー犬と日本犬の雑種(白と黒の混ざった中型犬のオス)を飼って、早14年になりました。小さい頃からオシッコ,ウンチなどのしつけを始め、決められた場所に綿状パルプを使用した吸収ポリマーシートの上で用を足すようにさせてきました。ところが、今年になってから決めておいた場所以外にもウンチをすることがマレにあり、不安になってきました。

毎日妻が早朝約50分ほど北大構内などで散歩をするのが日課となっておりますが、ある朝の散歩中「突然横断歩道の真中で止まって、用を足したのでびっくりしましたよ」と妻から聞きました。…“ああ、年のせいかなぁ!”と、考えました。

よく犬を観察してみると眼は年のせいか白濁しており、動きもゆったりとしていて、特に3階に上がる階段が苦痛なためかよぼよぼと歩きます。

食べ物も昔はドッグフードオンリーでした。でも、この頃はその中に肉類を細かくしたものを入れないと食べなかったり、舌の肥えた子になってしまいました。また、食事の際には“我慢”が出来ないらしく、教えたしつけも忘れて「早く!早く!!」と落ち着きがないようです。

外出する時は悲しそうな声を出し、帰った途端にはキチガイのように嬉しそうに鳴いて周りを駆けずり回ります。

…“犬は飼い主に似る”なんてよく言いますが、「犬も人間も年を重ねると違いに差がなくなり行動など酷似するようになるのかな」と、思うとなんだか微笑ましく感じますね。

歯の清掃は小さい頃よりハブラシで汚れを取っていたせいか、今でもどんな骨でもバリバリと噛み砕き、しっかりしていて出血もしません。犬の永久歯は42本、人間の永久歯は32本と比べてみると犬の方が10本も多いのです。犬の上顎は切歯6本,犬歯2本,小臼歯8本,大臼歯4本で、計20本。下顎は切歯6本,犬歯2本,小臼歯8本,大臼歯6本で、計22本となります。もし、我々人間の歯もあと10本犬同様に多かったらなんて考えてみましたが、そんなことになったら人間の顔も犬のようになりますから……。“犬は飼い主に似る”ではなく、“飼い主が飼い犬に似て”しまうのはなんだか怖く感じますね。