歯のはなし 2008月10月号
顎関節(パート2)      

体重をささえている関節、特に下肢の股関節、膝関節、足の指などの関節は年をとると痛みを感じることもあるでしょう。顎の関節も膝や肘の関節と同じように蝶番関節ですが複雑な運動をします。顎関節症は痛み、雑音などの原因は主につめたり、かぶせてある所の咬合干渋や咬合異常緊張、精神的なストレスが色々人により異なります。

部分義歯や総義歯になるとまわりの筋肉やその形も変化があらわれてきます。

歯と顎の危機においては、顎関節に生じる疾患も色々な角度よりX線診査によって異常をフィルムで比較して診断することもできます。歯と顎に関する病気は2つに分けて考えられます。

@「かみしめ過ぎ」から生じる病気

主に精神的ストレスに原因があると言われる「歯ぎしり」で「くいしばり」でふと気がつくとギューット奥歯でかみしめていることもあるでしょう。あまりにも大きな力でかむ習慣がついていると「あごの活動過剰病」として顎関節はもちろんのこと歯をささえているまわりの組織に悪影響を及ぼしていることになります。

A「よくかまない場合」から生じる病気

現代は特に料理方法が簡単になりすぐ電子レンジに加工食品を入れ、数十秒で出来上がり、更に軟らかく、あまり昔と違ってかまなくなったため、顎の骨の成長もはるかに悪くなり、歯列不正がみだれてきます。

 幼児期からの食事方法がこの状態を続けていくと青少年の頃には現代人の抱える歯の悩みが大きな問題になり、歯科矯正診療を受けなければならなくなることでしょう。

 咬むことは、脳にとってもこの上ない快感なのです。

痛みが出てきて口があけにくい場合は放置しないで、口腔外科医によくご相談していただきたいですね。