歯のはなし 2008月8月号
<ああ、命が削られるよ>

本来、社会を正すべき政治が「ねじれ現象」で、今では日本の社会全体に混乱が生じています。

特に、医療費の取り扱いが大きな焦点となっています。

健康保険法施行制度は朝改暮変で年々変わり、悪くなってきているようです。病院の支払いも昔は、老人は無料でしたが、1割、2割、3割負担となり、今後65歳以上の高齢者は毎年増え続けているわけですから、老後の生活を考える人は、今までの蓄えをきりくずさなければいけなくなる可能性があります。

現在、4月から75歳(身障者の場合には75歳以前でもこの制度に適合)で線引きした後期高齢者医療制度や、税金のムダ使いや年金問題もまだ解決されていない人がいるなかで、年金から天引きするのは非常に良くないと思います。政府は何を考えているのでしょうか?

海外に支援することも大切でしょうが、それよりも、もっともっと国民の目線にたって弱者と言われる老人、子供たちが安心して国民生活を送れるようして欲しいものです。私は、むしろ廃止にして無料にしてほしいと思います。

歯科では、一般的に高齢になってきますと、少ない人でも歯が数本が失われ、部分義歯の患者さんがかなり多くしめられています。少なくとも保険で歯にかけるバネの材料ひとつをみても18カラット金合金でソフトに残った歯に維持を持たせたいものです。

また、粘膜と接触するところは薄い合金ですと舌感も良く、適合状態も良くなりますが、プラスチックでは、破折しやすくなります。また、舌感も良くありません。義歯の設計上どうしてもかなり厚くして作らなければならなくなります。

楽しみのひとつは、おいしく食事が出来ることです。ギュッと噛み締め脳へ血液を送り、脳を活性化して充実した老後を送れる様に手助けしたいと考えています。