歯のはなし 2008月5月号
 <どちらがいいの!?>

 最近「電動歯ブラシ、手動歯ブラシとどちらがいいのでしょうか」とよく聞かれます。
 結論から言いますと、個人差もありますが自分の使いやすい方を選ぶといいでしょうと答えています。昔の電動歯ブラシは、ヘッドの大きさ、重さ、回転数、毛の材質などにかなり手動用と比べて欠点がありましたが、現在はブラシの当てる場所を正しくすることで、その運動を自動で行ってくれますので、かなり改善されているようです。
 テレビのCMなどの宣伝では歯垢が簡単にみるみるうちに除去される画像ですが、実際には色々とテクニックが必要です。また、手動の場合には、鏡の前でブラシの動かし方を強くしすぎたり、弱くしすぎたりしない様に、磨き残しが出ないように少し練習するときれいに磨くことが出来るでしょう。
 問題は、すべての面に歯ブラシが正しく当たっているかどうか。また、角度はどうか、歯面に直角にも毛先を当てるようにして持ち方はどうか、軽い力で動かすなどという点を確認しながら、確実に歯垢を取り除くようにしましょう。
 間違った磨き方、特に、磨きすぎには注意したいものです。歯や歯肉を健康にする「歯みがき」も「みがき剤」をたくさんつけて、乱暴に力を入れてみがきますと、歯や歯肉を傷つけて、自分で歯を知覚過敏のように、しみやすい状態にしたり感染させたりします。この件に関したバックナンバーはホームページのsato-8148.comの2000年4月号「歯の磨き方・プラークコントロール」、2001年2月号「歯ブラシを動かすこと」、2007年3月号「歯の話(歯ブラシ)」などを参照していただければ幸いです。かかりつけの歯科医に自分の好みのブラシを持参して、磨き方をチェックし、正しい生活習慣を身につけられる事を祈っております。