歯のはなし 2007年5月号
<歯の痛み (パート2)>

 先月は、象牙質が露出すると歯髄の神経を刺激して痛みが出てくることを書きました。<BR>
 練り歯磨剤の中に入っている細かい研磨剤で、力を入れたブラッシングは、歯のエナメル質をあっという間にすり減らすため、気をつけたいものです。

 特に、歯と歯ぐきの間の根元(エナメル質と象牙質の境目)の所を傷つけてしまうと歯頸部の象牙質知覚過敏症が生じます。それ以外にも色々と原因はあります。歯ぎしりをする人は鏡で口の中を見ると状況がわかります。

 一般に上下の歯の咬む面ぴったりと隙間がないほど一致します。特に奥歯の歯よりも、前歯の上下の切瑞で咬み合う面はピカピカにうす黄色の象牙質の面で光っています。そこを指で触るとぐらぐら動き、抵抗力が弱くなっているはずです。

 また、よく胃酸と共にげっぷをする患者さんは、コカコーラなどの炭酸飲料水や果実発酵飲料水を食前によく飲む習慣のある人は、その量や摂取頻度にもよりますが、砂糖水を飲みすぎる食生活パターンを考えなおされた方がよろしいかと思います。

 もし、そばに子供がいるとつい、少し親が飲ませると、次第に歯は砂糖水で弱く「弗素、弗素と騒いでも」後の祭りです。

 時には厳しさも必要かと思われます。