歯のはなし 2006年4月号
<笑いは心の健康(表情筋をきたえよう)>

 口のまわりの筋肉は、輪状の横紋筋になっているため、口輪筋と呼ばれています。口唇はいくつかの顔の表情筋(、口輪筋、笑筋、 など)によってつくられ、運動性に富んでいます。

写真をとられる時に「ハイ、笑って」と一般に言い、それなりに写真うつりを良くするため「セクシー」「チーズ」等と発音して前歯の一部を出して笑顔を作ります。

顔の筋肉は、主に骨からスタートし、皮膚に停止する皮筋で表情を作り出します。情筋は色々な種類の筋があります 。例えば、会話中困ったときには、この筋が収縮して眉をひそめ、眉間に縦シワをつくったり、鼻には横シワをつくります。

 また、ウインクをした時は、目のまわりを輪状にとりまいている眼輪筋を作用させて、パチパチとまばたきしたりします。  一般的に筋は使わなければ、日々退化してたるみが生じ、老けて見られてくるようです。

 左右の口の横の笑筋が強く働く人は、筋エクボが出来る人もいます。 笑筋の一部が皮膚の裏側についていて、その作用によって"えくぼ"できるため、笑筋といわれるようです。

 よく顔のマッサージをするときは、特に口、目、鼻のまわりの筋肉は、輪状にとりまいているため、筋の走行に従って、指で軽く円を描くように意識をして表情筋に刺激を与えます。時には、下手なマッサージはシワやたるみの原因にもなりかねません。このように顔面神経を刺激すると内臓の副交感神経によい影響を与えるといわれています。

 いずれにしても、人生楽しく、笑えば笑うほど気分は良くなり、脳内の笑いの中枢が興奮して老化予防にもなることでしょう。

子供の頃に親から「何が不満なの?仏頂面しないで笑って」と注意されたことなどおありでしょうか。

 笑いは、心の健康で、まわりの人とのコミュニケーションの重要な要素と考えられます。

昔から「笑う門には福が来る」「笑いは百薬の長」といわれているように、医学的にも笑いは各内臓に運動を与え、免疫力が高まり、苦痛にも強くなるとさえ言われています。寿命を延長させるよりも大切なものです。

 皆さん、おおいに笑いましょう!!