歯のはなし 2006年1月号

<セカンドオピニオン外来(主治医以外の別の医師の意見)>

 セカンドオピニオンとは、患者さんと主治医が良好な関係を保ちながら、患者さんが主治医の診断や治療方法について適切化どうか、重要な判断に向き合ったときに主治医以外の別の医師からも意見を求める「第2の診断」のことです。この場合、患者さんが主治医と充分な説明を受けた上で、紹介状や検査したデータなど参考資料を持って別の第2の医師の診察を受けるのが、患者さんが自分で最善の治療方法を選ぶことが出来ます。
 歯科の口腔外科では外来は少ないですが、主に「がん」に関係した相談がかなり多いようです。
 例えば、「本当にがんの放射線の治療方法しかないのだろうか」とか「病巣を切らずに直す方法はどうだろうか」また「現在服用している薬の内容はこれでよいのだろうか」など、セカンドオピニオンは誤診を回避するなどのメリットもあります。
 主治医とセカンドオピニオンの判断が違うと「サードオピニオン外来」が必要になるかも分かりません。
 昨年より札幌市には、セカンドオピニオン外来病院が開設され、道内にも室蘭市や函館市が続いて誕生されてくることでしょう。今まで自分には関係ないと思っていた病気が老化と共に知った時…とてつもなく大きな不安、恐怖、悲しみなどで心がいっぱいになることでしょう。
 その不安を取り除くためには、勇気を出して怖がらずに正しい知識を持って、かかりつけの病院へ足を運ぶことから始まります。
 もし、歯科医師は自分の守備範囲以外の問題であれば、他の医師に紹介すると思います。治療の実例など、色々と説明を受けると不安も大幅に少なくなるでしょう。
 ぜひ歯科医師、医師との信頼関係を構築することが重要です。