歯のはなし 2005年7月号

                  <薬の飲みかた>

 医学の進歩により、これまで不治の病とされていた多くの病気が薬の作用で治ってきました。副作用がなければ、もっと良いのですが。
 医師や歯科医師は患者さんー人―人の症状に合った薬を体格、体質などの情報を持って診察した後、投与します。薬は安全性から、臨床試験で合格していることは当然で、厚生大臣の承認を得ていなければなりません。        
1.内服薬 2.注射薬 3.外用薬 4歯科用薬剤 の4つにわけられます。

 薬の飲み方は時間を守りましょう。

A. 食前→食事の約30分前.

B 食後→ 食事の約30分後.

C 食間→ 食事中ではありません 食事の後約2時間後.

D 睡眠前→ 寝る前、または30分前.   

 薬をのむときは水なしで唾のみで飲む人はあまりいないと思います。口の舌を荒らしたりして、むせやすくなり薬を口の外へ出したりするはずです。
 コップー杯の水かぬるま湯に薬を砕いて、溶かしてから飲むと消化管から吸収されて効果が出やすいでしょう。薬は処方されて出されたものですから残っても、素人判断で他人に譲らないようにしてほしいです。どうしても残っている薬をすすめたい時は、かかりつけの医師によく相談してください。乳幼児や高齢者、みな飲む量がちがいます。薬を飲む時間は正しく指示されたとおりに飲むことが大切です。薬をのみ忘れた場合は、決して2回分まとめて飲んだりしないようにしましょう。保管は直射日光が当たらないところで、子供の手の届かないところにおきましょう。誤って口に入れたらたいへんです。もし、薬を飲んだ後、体に発疹がでたり、腹がゆるくなったり、気になる変化があったときは、速やかに歯科医師にご相談してください。最終的には自分の健康は自分で守る積極的な態度が必要です。歯科では歯の色が黄色、褐色の人が見られることがあります。これは、テトラサイクリン系抗生物質を妊婦が多量に服用したために起こったためといわれています。象牙質に黄色の色素が沈着し、エナメル質が透過するためです。この場合、歯の漂白をしても沈着色を取り除くことが出来ませんが、健康への影響はありません。