歯のはなし 2005年2月号
<歯を守るために>

最近は自分の家のお風呂より、大型温泉浴場に行くことが多くなりました。
特に高温サウナがあるためか、ゆったり体が休まる感じがする今日この頃であります。その時には必ず歯ブラシを持参して、鏡の前でゆっくりすみずみまで歯を磨き、その後シャワーの湯を特に歯肉めがけてマッサージすると気持ちが良いです。
昨年の春、白髪が増えてきたため初めて美容室へ行き、髪をみていただいた際「頭の毛穴のところにアカやフケがたまっていますよ」と毛が伸びる通路となる毛包の部をかき分けられ、その部をモニターテレビで拡大され、髪について色々と説明を受けてきました。ハハーン、口の中でも歯垢を拡大してスクリーンに映して説明をするのと同じだなあと思っていました。フケをとる際シャンプーを使いすぎると頭皮の表面の大切な角質までとってしまうので力の入れすぎは良くないとのこと。頭髪は一日の間に0.2〜0.3ミリメートル、髭は0.4ミリメートル伸び、日中は夜間よりも早く、春夏の季節は秋冬の季節よりも早いようであります。頭髪の断面は円型で髄質は小さいが、髭の断面は三角形で髄質は比較的大きいことが多いようであります。歯肉には毛は生えませんが・・・・・。歯ブラシを使って歯肉をマッサージするときは、傷をつけては感染してしまいますので困ります。髪と地肌をpHが5くらいの弱酸性に保つと頭皮も健康に保てるようです。いずれにしても頭の皮膚も口腔内の粘膜にも共通しているのは、十分に水分がわたってからきれいにする、ということです。pHとは水素イオン濃度のことで、pH 0〜7が酸性、7〜14がアルカリ性、7が中性ですが、7より離れるほど酸やアルカリが強くなります。う触のメカニズムの大きさは個人個人によって異なりますが、特に甘いジュース、コーラ類を子供に飲ませすぎますと、普通唾液のpHは中性付近で維持されていますが、ジュースの中の砂糖が溶け出してどんどん酸性が強くなるためpHが4以下となり、硬いエナメル質が脱灰され、虫歯になりやすいです。子供さんにはよく注意をはらって与える必要がありますね。