歯のはなし 2004年11月号
ホワイトニング  〜 歯の漂白(パ−ト21) 〜  

B.ホームホワイトニングは家庭で行う漂白法です。 

まず、患者さんの歯型にあった厚さ約1mmのプラスチックトレ−を作ります。
その唇側や頬側に、漂白用のジェルがためておけるように、約1mmのくぼみを付けて主成分の10%過酸化尿素のジエル状になったものをシリンジで少量注入し、自宅で約1〜2時間くらいゆっくりと作用させるために装着します。使用後は軟らかい歯ブラシでジェル剤を取り除き洗います。期間は約2週間、毎日装着すると歯の色が半透明で白色系の自然な白さになる方法です。
 いずれにしてもホワイトニングは歯を削らないメリットはありますが、しみることもあります。、約6カ月くらいすると歯の手入れ方法や個人差によっても異なりますが、少しづつ、色は後戻りをします。
半年に1度くらいホワイトニングをするのが目安と思います。どうしても色が戻るのがいやで完全な白色を望みたい場合は、ホワイトニングは適していません。その時はエナメル質を削って、人工的に希望する材料(陶材)を貼り付けたり、かぶせる以外に残念ながらありません。例えば歯の表面に薄くできたセラミックを歯に貼り付けたり(ラミネ−トベニヤ)かぶせたり(セラミック・クラウン)する方法です。このときの色は患者さんの希望する白さや形を自由に選べます。
歯のエナメル質表面には微小なキズがあるため、そこに飲食物などの色素が付くとこびりついてしまい、ブラッシングをしただけではなかなかとれません。 タバコ を吸うと白い状態を長持ちさせることができません。
魅力的な口元は笑顔も美しいです。