歯のはなし 2003年2月号
<私の歯科助手日記 パート1>

私が、佐藤歯科医院に勤務してから早いもので3年が経とうとしています。
前職は病院の看護助手として、介護を必要とする患者さんのお手伝いをしていました。
そこは、お年寄りの人が多く、主に食事介助をしていたので、よく口元に目がいきました。人それぞれ、咀嚼の仕方が違ったり、食事中に突然むせて入れ歯が落ちてきたりして、きちんと噛めているのかなあと、心配になる事も度々でした。一般にお年寄りの方は、
たくさんの薬を飲んでいるためか、食事も思うように進まず、飲み込んだと思い口を開けてみるとまだ食べ物が残っているため、何とかならないものかとよく悩みました。
そのような中で歯に興味を持ち、歯科医院で働きたいと思うようになりました。そして、飛び込んだのが佐藤歯科医院。未経験の私を引継ぎの衛生士さんが、手取り足取り教えてくれました。「ついに明日から1人・・・・。」緊張と不安な気持ちで一杯の前日。
佐藤先生の「何でも良いからとにかく聞きなさい。始めは皆わからないんだから。」
その言葉が不安な気持ちを落ち着かせてくれたのでした。
 先生の足手まといになりながらも、歯科助手として働く中、もっと歯について勉強したい。どういう治療をしているかを理解し、素早く動けるようになりたい。と思うようになりました。ちょうどその頃、あるFAXが・・・。札幌歯科医師会による歯科助手講習会のお知らせでした。私は真っ先に希望し、仕事と講習会の日々が始まりました。
 緊張して迎えた講習会当日、年齢も経験も違う色々な歯科医院の助手が参加
しました。みんなも学び、身に付け様との思いは一緒です。治療の流れから、器材の説明、消毒の仕方。また、「患者さんは、不安な気持ちで来院するのだから、いつも笑顔で安心させるよう接してください。」と講師の先生方は、常に患者さんの立場になって考えることを教えてくれました。仕事の後の講習会は大変でしたが、それ以上に学ぶことが多く、お陰で、乙種第一及び第二歯科助手の資格も取得する事ができ、自信が持てるようになりました。
 まだまだ勉強の毎日ですが、これからも患者さんが気持ちよく治療を受けられるよう、努力していきたいと思います。