歯のはなし 2001年7月号

<歯の悩み>

定年後、体力の衰退はかくすべくもなく健康で暮らすにはまず、好きなものをよくかんでおいしく食べることから始まります。そのために歯を治療し、8020運動(ハチマルニイマル)で80歳になっても20本以上の歯を残して機能しているのだろうか?高齢者にとって食生活そのものは生きがいのひとつです。

特に奥歯は若いころの虫歯や歯周病の放置のため、抜歯をし、ブリッジを入れたがいろいろと不具合のために抜けてしまった。今は入れ歯をしているが、すぐ外れやすく、バネで支えられていた歯の付近も痛みや腫れが起こり、現在は奥歯にはまったく何も入れていない人がかなりいます。やむなくに前歯や犬歯の残っている付近で食べている人がかなり多いようです。

患者さんの心配は、「どの歯科医にかかったらいいのか分からない、もっと親身になってくれるところはないものだろうか。」あまりに人に聞くのもちょっと気が引けるので、いろいろな歯科医のホームページを見るでしょうね。全国にはかなりあるが、「費用もいくらかかるか不安で分からない」と決心がつかないことでしょう。

現在はほとんどの治療は保険がききますが、インプラントや金合金、セラミックなどの材料は自由診療のため、一本いくらという目安もなく、ただ不安なことでしょう。同じ材料を使っても歯医者によっても、寿司屋さんでも時価があったり、住宅を建てることによっても、また洋服を引き合いに出しても値段の差があります。信頼と技術力のある歯科医院はまず多くの人の話をよく聞いて情報を集め、納得の行く治療をしていくことが大切でしょう。「この技術を持った先生にすべてを任せよう」と思われる歯科医になるよう努力する毎日です。