歯のはなし 2001年5月号
<目・歯・チン>

若い頃、老化現象を表す言葉として「目・歯・チン」という言葉を聞いたことがある。これは年を取る毎に長い間の環境より身体が受ける変化であり、最近治療に来院される患者さんからも自分の歯について、「年を取ったなあ」と話される場面もよくあります。
目は徐々に老眼へとなっていき、歯はグラグラするようになるので、大好きな沢庵や硬いせんべい、ステ−キなどを噛むのが次第に困難になります。そこでだんだん軟らかい食べ物を取るようになりますが、好きな物を好きなだけ食べられないのは、毎日の食事の時間も何とも味気ないものになってしまうのではないでしょうか。
しかし、老化は何人も平等に避けられないものです。ですがそれと同時に若く見える人とそうでない人がいるのも確かです。
少しでも、若く健康で元気であるために、普段からの健康管理と気持ちのリフレッシュをしていきたいものです。歯で言うならば、毎日のブラッシング、定期的な歯科医、歯科衛生士によるクリ−ニングで若い状態を保っていければと私は考えます。いつまでも美味しい物を好みに合わせて食べることができれば理想ですね。
この人生をより楽しく、素晴らしいものにするために健康であることは不可欠なものです。毎日の食生活、運動、健康管理に注意を払っていただきたいと思います。そしてこれらの3つの項目全てに通じる歯は是非一生使っていくものとして、大切にして欲しいものです。