歯のはなし 2000年4月号
<歯の磨き方・プラークコントロール>

“エナメル質を大切に”自分に合った磨き方で歯垢を取りましょう。
歯肉炎はプラーク(細菌の塊)でも起こるのですが、いかに思考を取り除くかがキーとなります。
@ 手動歯ブラシと、A電動歯ブラシがあり、補助に歯間ブラシ、デンタルフロス、ウッドチップ、更には化学的プラークコントロールの洗口液として、薬用リステリンやコンクールFなどがあります。
いずれにしても、機械的プラークコントロールの方が大切で、鏡の前で丁寧に時間をかけて歯や歯肉の状態に合わせ、毛先、方向、ブラッシング圧を正しく考えて移動する事です。例えば、「タバコのヤニを取って下さい」という患者さんには、ぜひ歯磨剤の選び方に気を付けて欲しいものです。もしあのザラザラした研磨剤で歯に力を入れ、更に固めの毛で横磨きで毎食後ゴシゴシこすると、エナメル質を削ってしまい、「歯にくさび状の欠損」を作り。歯根が露出してしみやすく知覚過敏になります。
磨く時、柄はペンを握るように軽く、やさしく細かく動かし歯や歯肉に正しく毛をタッチして軽くマッサージするコツを日常生活に取り入れる事が大切です。
歯と歯の間をデンタルフロス(糸ようじ)で磨きすぎると大切に歯肉を傷つけ細菌が入って歯周病のきっかけを作ってしまいます。
また部分義歯の場合は、特にバネのかかっている歯は入念に良く磨いて欲しいものです。
なにも歯ブラシにつけないで磨く事も予防にはなりますが、油っこいものを食べた後は毛先にマッチの軸くらいの少量をつけて磨くと、舌でその部分を触ってもツルツルした口中の爽快感があるはずです。