日進月歩の食事事情―地産地消―

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近年、冷凍保存技術は進化しました。保存期間は延び、状態維持技術も目を見張るものがあります。それに伴って、運送もスピーディーになりました。流通でも従来はドライアイスが主流でしたが、最近はアイスバッテリーを用いることで温度調節や期間も自由度が増し、急速冷凍などの改良もされました。遠近に関係なく配達可能になった上に、運送料金も昔に比べると格安になったことは嬉しい話です。
昔と今では食に対する関心が変わりました。今までは産地でのみ浸透していた食べ物や食べ方が遠い地に住む人にも認知されるようになりました。例えば、新ものの秋刀魚の刺身は平成になってから流行りだしたそうです。確かに鮮度の高いものは美味しいです。しかし、生産地で食べる方がより美味しいと思いませんか?先日、帯広を訪れた際に名物である“豚丼”を食べました。もちろん、札幌でも十勝産の豚丼を食べたこともありましたが、生産地の水や空気、満足感や喜び、期待感など、個人差もあるでしょうが、同じものを食べても地元の農作物には敵いません(笑)。
今年も大通公園で道内の特産品や酒類のPRを目的にした“食の祭典・オータムフェスト”が開催されました。縁日やイベントで買い食いをすると、いつもの何倍も美味しく感じるのは何故でしょうか?雰囲気や気分で美味しく感じると思われがちですが、それだけにとどまりません。解放的になることでの発散効果、周りに人がいることで楽しく感じる聴衆効果、目や耳など、体全体の五感で感じます。確かに、町おこしや観光名物の一環として意味があると思いますが、価格はスーパーや百貨店よりも高めに設定されていると感じているのは私だけではないでしょう(苦笑)。PRする以上、価格やサービスをもっと工夫して消費者を満足させて欲しいです!
今までの買い物時は、鮮度や値段を気にして買っていたと思います。しかし近年では、生産者や産地、農薬の有無など、消費者の知りたい情報や購入ポイントが変わってきました。これらは消費税の増税が懸念される将来であっても、TPP締結の合意が決まっても重要視されることでしょう。だからこそ、消費者目線に立った安全な生産、情報の詳細な開示など安心して購入できる日本産、その中でも北海道産食品の良さを国内外により一層伝わって欲しいと考えています!