異常な夏(歯科助手パート5)

今年の夏はとても暑いです。本来ならお盆を過ぎると、気温が緩やかに下がってくるはすなのに、今年は逆に上昇してしまい、この原稿を書いている9月中旬になってもじんわりと汗をかくほどに暑い日が続き、今年の暑さの異常さが嫌でもわかります。

来院される皆さんが「暑い」と声をそろえておっしゃいます。しかも、今日“は”ではなく、今日“も”暑いのですから毎日ウンザリします。一日中院内にる私もついつい「暑い」と言ってしまうのですから、患者さんは尚更でしょう。佐藤歯科では待合室に挽きたてコーヒーを設置していますが、この暑さのせいで、手をのばす方がメッキリ少なくなりました。しかし、この状況は当院だけではなく、全体的なことだと担当の方も苦笑されていました。

テレビでは熱中症などについて盛んに放送していましたが、全国的に見ても今年は倒れる方が右肩上がりで、亡くなられた方までいらっしゃいました。佐藤歯科の近くには天使病院やJR札幌病院があるので、猛暑のためか、救急車のサイレンの音が例年よりも昼夜を問わず聞こえてきました。それに引き換え、今は深夜のエンジン音や車から聞こえる大音量の音楽などのけたたましい音を最近耳にした記憶がありません。窓を大きく開けていても、通常以上に快適に過ごせたのが猛暑のおかげだというのなら、連日大変そうな病院関係者様には申し訳ないですが、少しだけ感謝したいです。

インターネットで調べてみると、全国的な日最高気温の一番は群馬県(39.2℃)、日平均気温の一番は富山県(31.9℃)だそうです。北海道内だけだと最高気温は女満別(35.3℃)、一番低かったのはえりも岬(25.4℃)。平均気温で一番高かったのは浜頓別(28.0℃)、一番平均が低かったのは羅臼(20.4℃)でした(201241日~9月上旬の記録)。この記録は個人の方がまとめたものなので絶対ではないですが、大変興味深いですね。海外だとよく耳にする人間の体温以上の地域が、日本国内においても数多く見られました。北海道内では8月21~31日中に最高気温30℃以上の真夏日を迎えた日数が函館市8日,帯広市7日で、過去100年間(1912年以降)で最も多く、札幌市は6日、旭川市でも5日とこちらも46年ぶりの最多記録だそうです(毎日新聞201291日地方版引用)。

文章にしてみると改めて今年の異常さを実感します。夏らしくなってきたのが例年よりも遅かった分、冬も同様に遅くやってくるのではないかと今から身構えてしまいます。北海道の入学式は桜ではなく薄雪が降っているイメージがありますが、来年は薄雪ところか吹雪いてもおかしくない気すらして来ますね。節電と強く謳われていますが、冬こそは快適に過ごせるように今から冬支度について考えたいと思います。

高橋記。